52歳、ゴールデンウィーク明けに腰がやられた話。一人親方が副業で気づいた、老後のもうひとつの現実

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駐車場まで、たった20メートル
連休明けの月曜、朝6時半。
軽トラの鍵を握ったまま、玄関でしばらく動けませんでした。
腰の奥のほうが、焼けた鉄棒を押し当てられているような感じ。
息を吸うだけで、ズキズキと響く。
駐車場まで、たった20メートル。
そこまでが、果てしなく遠い。
冷や汗をかきながら、運転席に身体を流し込みました。
「これ、現場まで行けるんかな」
ハンドルを握りながら、ぼそっと声に出ていました。
椎間板ヘルニアという、学生時代からの相棒
腰のヘルニアは、もう25年来の付き合いです。
学生時代、スポーツでやらかしました。 それ以来、長時間の運転と、長時間のデスクワークは鬼門。
おもしろいもので、毎日現場で身体を動かしている分には、案外悪化しません。
動いていれば、なんとかなる。
悪化するのは、決まって「固まっているとき」です。
このゴールデンウィーク、やらかしました。
普段はまとまった時間がなかなか取れません。
だから連休のうちに副業をいっきに進めようと、パソコンの前に座りっぱなし。
5時間、6時間。 コーヒーを淹れに立つくらいで、ほぼ動かず。
休み明け、駐車場までが遠かったのは、そういうわけです。
「腰が痛いので30分休みます」が通る職場、ありますか
だましだまし1週間。 ようやくまともに作業ができるようになって、ふと考え込みました。
調べてみると、こんな数字が出てきます。
50代の、おおよそ3人に1人が腰痛持ち。
そして腰痛の原因として、いちばん良くないのが「座りすぎ」だそうです。
専門家が言うには、30分に1回は立ち上がって、身体を動かしたほうがいい。
…無理ですよね。
事務職の方は、1日7時間以上、椅子に縛り付けられている。
「腰が痛いんで、30分おきに休憩します」が通る職場、たぶん日本にはほぼ無いんじゃないかと思います。
僕の本業は一人親方です。 身体が資本、というやつ。
でも、その身体が、もう若い頃と同じようには動いてくれない。
朝起きて、まずベッドの上で腰をだましだまし起こす作業から1日が始まります。
一人親方の頭をよぎる「あと何年、現場に出られるか」問題
50代になって、いちばんリアルになってきた問いがあります。
「あと何年、現場に出られるかな」
去年と同じ仕事をして、去年より疲れが抜けない。
朝の腰のこわばりが、年々長くなる。
身体一本で稼ぐ働き方は、若いうちは最強です。
でも、身体が言うことを聞かなくなった瞬間、収入もろとも止まる。
これは、たぶん事務職の方にもどこかで重なる話だと思っています。
毎日7時間、椅子に座って、画面を見続ける。
気づいたら、肩、首、腰、目、いろんなところがじわじわ削れている。
身体を使って稼ぐ僕も。 身体を固定して稼いでいる事務職の方も。
どちらも、結局は身体を切り売りしているという意味では、そんなに変わらないのかもしれません。
自宅で仕事ができることの、いちばん地味なメリット
ヘルニアで動けなかった1週間、ぼんやり考えていたことがあります。
もし副業がうまく回って、自宅で仕事ができる時間が増えたとしたら。
腰が痛くなったら、横になって休んでもいい。
ストレッチをしてもいい。
スタンディングデスクを引っ張り出してきてもいい。
誰の許可も要りません。
副業の話というと、月収いくらとか、自由な生活とか、そういう派手な話が語られがちです。
でも、52歳の一人親方の僕にとって、いちばん刺さったメリットは、地味にこれでした。
「腰が痛くなったら、横になれる」
たったこれだけ。 でも、これだけ。
身体を壊しても、収入が止まらない。 痛いときは痛いと言える。
30分に一度、立ち上がっても、誰にも怒られない。
これは老後の安心としては、けっこう大きい話だと思いました。
ただし、「副業ならラクして稼げる」では、たぶん無いです
ここまで書いておいてなんですが。
「だから副業始めましょう」みたいな話に、強引につなげる気はありません。
僕自身が、副業教材を買って、AIを相棒にしながら、絶賛つまずきながら進めている途中だからです。
5時間続けてパソコンに張り付いて腰をやらかした人間が言うのもアレですが、副業も結局は「身体への負担の種類が変わるだけ」の側面もあります。
ラクして稼げる魔法のような話ではない。
ただ、「身体を動かさなくても稼げる手段を1本持っておく」ことが、50代以降の保険になるんじゃないか。
そう考えて、今、地味に教材を読みながら手を動かしています。
そのつまずきの記録を、このブログに書き残しています。
続きは、こちらに置いています
今回の話は、僕の「老後不安」と「身体への限界」が、ヘルニアという形で噴き出した1週間の記録でした。
副業を始めて何があったか、どこでつまずいたか、AIをどう使っているか、教材の何が分かりにくかったか。
そのあたりは、別の記事で順番にお話ししていきます。
「50代から始める副業実践ログ」のカテゴリに、これまでの記録をまとめています。
似たような腰痛持ち、似たような老後不安、似たような「身体一本で稼いでる感」をお持ちの方は、よかったら他の記事も覗いてみてください。
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今日も、駐車場までの20メートルを、ゆっくり歩きます。