副業黒歴史1

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5年前、インスタで害虫駆除の集客に挑戦
今から5年前の話をします。
当時、僕は害虫駆除の個人事業をしていました。
仕事は順調でしたが、集客はすべて口コミと紹介頼みでした。
このままでいいのか、という不安があって、SNSを使いたいと思っていました。
本業の売り上げ増加のための施策なので、副業ではないのかもしれませんが、お付き合い下さい。
選んだのは、インスタグラムでした。
今ならわかります。害虫駆除とインスタは、かなり相性が悪いです。
でも当時は「流行っているSNS=使うべきSNS」という思い込みがあって、深く考えていませんでした。これが最初のズレでした。
10万円のグルコン
インスタを始めてしばらくして、「イ〇スタ兄さん」というアカウントを見つけました。フォロワーを増やす方法を発信していて、熱量も説得力もありました。
グループコンサルを10万円で提供していたので、申し込みました。
グルコンの内容はシンプルでした。
毎日投稿すること、他のアカウントにいいねやフォローを大量にすること。そして、ライブ配信をやること。要するに「量をこなせ」でした。
仕事終わり、車の中で、毎日ライブ
ライブ配信には気が引けました。顔出しで、毎日、話す内容も定まらないまま。
でも、やりました。
仕事が終わって車に戻り、そのまま配信を始めました。
話すのは、今日見てきた虫のこと、駆除の現場の話。専門知識というよりも「今日こんな現場があって」「この虫はこういう習性があって」という雑談に近いものでした。
40代のおじさんが、薄暗い車の中で一人で話し続ける。傍から見たら、なかなかの絵だったと思います。
冬場とかは、日が落ちるのが早いので、仕事終わりのライブは車内が真っ暗になります。
アウトドア用のランプは買いましたが、あり得ない画像でした。
なぜ出来たんだろうと、今考えると
・なんとしても投資した10万を取り戻したかった
・他人と比べなかった(害虫駆除のライブなんてやってる人がいなかった)
・毎日少しだけ人が来てくれた
・知識に自信がある分野なので堂々としゃべれた
意外なことが起きた
続けるうちに、問い合わせが来るようになりました。
「ライブで話しているのを見た」と言って、数件の仕事の依頼をもらいました。
結果的に、運よくグルコンの10万円の元はとれました。
「何もしなければゼロだった」のだけは確かです。
10万円払って、やる気にならなければ絶対にインスタライブなんて恥ずかしくて
自発的にはやってないでしょう。
本気でやれば、形にはなる。その実感がありました。
その動機は「元がとりたい」一心でした
領収書が出なかった
グルコンへの支払いは事業経費になります。
そのため、10万円の領収書を請求しました。
何度連絡しても、返事はのらりくらりでした。
最終的に、領収書は出てきませんでした。
事業として申告しているなら、領収書を出せないはずがありません。
おそらく売上として申告していない脱税の可能性があります。
あるいは、事業主としての住所や、氏名などを知られると困る後ろめたい状況があったのかもしれません。
詐欺というほどではないかもしれませんが、事業としては完全にアウトです。
グルコンの期間が終わったあと、その方の発信を見ていると
自分の奥さんは元AV女優だとか
事業には関係ない、わけのわからない発信をしていたので、結局その程度の
レベルの人間なのかと。
10万円の本当の価値
振り返ると、高い授業料だったと思います。
グルコンの中身は薄かった。領収書は出なかった。プラットフォームも間違えていた。
でも一つだけ、今でも残っているものがあります。
「10万払ったから、やらなきゃいけない」と思って、毎日ライブ配信に踏み込んだあの経験です。お金を失わなければ、僕は行動しなかったと思います。
やってみて初めて、「顔出しでも意外とやれる」「話せば届く人がいる」ということを知りました。10万を払ったことが、唯一の正解だったかもしれません。
ライブの動画はアーガイブに残って自分で確認することができます
自分で見ても、ひどいクオリティーだなと残念に思うのですが、案外見に来てくれる人がいて
メッセージも頂いたり、予想外の出来事でした。
今、同じ入り口に立っている
今の僕は、ネットビジネスで収入導線をつくろうとしています。10年前の自分と、似たような入り口に立っています。
あの時との違いは、「やらないよりやった方がいい」という確信だけです。失敗の量だけは、積み上がっています。
こういう話を、これからも正直に書いていきます。同じようにつまずきながらやっている記録に興味があれば、メルマガで続きを書いています。